
LINEでリマインドする方法|リマインくんの使い方と足りないもの
LINEでリマインドを出す方法を、標準の「イベント」機能とリマインくんの2つで整理しました。使い方を最後まで書いたうえで、仕事のグループに持ち込むと足りなくなる「誰がやるか」「やったか」の埋め方までまとめています。
金曜の朝、LINEのグループに通知が届く。「請求書の確認」。
全員が読んだ。全員が、誰かがやると思った。そして月曜、誰もやっていない。通知は正しく届いていた。届いていなかったのは、それが自分の仕事だという話のほうだ。
LINEでリマインドを出す方法は、いくつかあります。標準の機能で足りることもあれば、botを入れたほうが早いこともある。どれも覚えておくことには強くて、仕事で足りなくなるのは別のところです。
この記事では、まず手段を整理して、よく使われているリマインくんの使い方を最後まで書きます。そのうえで、個人の予定管理からグループの仕事に持ち込んだときに何が起きるかと、そのときどうするかをまとめます。
LINEでリマインドする方法は、大きく2つ
ひとつはLINEの標準機能、もうひとつはbotを友だちに追加する方法です。
1. LINEの「イベント」機能(標準機能)
トークルームで予定を登録しておくと、その時間が近づいたときにトークへ通知が届きます。公式のガイドによると、通知のタイミングは5分前・前日・1週間前など、好きなところに設定できます。アプリの中で完結するので、何も追加しなくても使えるのが強みです。
2. リマインくん(リマインダーのbot)
友だち追加して、トークで話しかけるだけで登録できます。日時を決めた通知に加えて、繰り返しの予定や、グループでの利用にも対応しています。
選び分け:日付と時刻がはっきり決まっている予定なら、標準の「イベント」で足ります。話し言葉のまま登録したい、毎週や毎月の繰り返しにしたい、というときにリマインくんが向いています。
なお、会社でLINE WORKSを導入している場合は、そちらに別のタスクやリマインダーの機能があります(使える範囲は契約によって変わるので、公式の案内をご確認ください)。
そもそも、リマインくんとは
リマインくんとは、LINEのトークで話しかけるだけで予定を覚えて、その日時に通知してくれるbotです。アプリを入れる必要はなく、友だち追加だけで使えます。
公式サイトによると、できることはこうです。
- 予定と時間を伝えるだけで登録できる(「会議」「明日15時」のように)
- 「一覧」「確認」と送るか、メニューのボタンから、登録した予定を見られる
- 友だちのグループにも、仕事のグループにも招待できる
- 「毎週水曜の朝8時」「毎月25日」のような繰り返しも登録できる
- グループのトークに日付が出てくると、自動で反応してその日に知らせてくれる
使い方:登録から確認まで
1. 友だち追加して、話しかける
LINEで「リマインくん」を友だち追加し、トークで用件を送ります。難しい書き方は要りません。「ゴミ出し」と送ってから「明日の朝7時」と送る、という順番でも通ります。
2. 一覧で確かめる
「一覧」または「確認」と送ると、登録されているものが返ってきます。登録できたつもりが登録されていない、がいちばん困るので、大事な予定は登録直後に一度確認しておくと安心です。
3. 繰り返しにする
毎週や毎月の予定は、繰り返しで登録できます。「毎週水曜の朝8時」のように、頻度と時刻をそのまま伝えれば通ります。
4. グループで使う
グループトークにも、友だちを招くのと同じ手順で招待できます。全員に同じ通知が届くので、飲み会の集合や、締切当日の声かけに向いています。
個人の予定であれば、これで十分に回ります。
症状:グループに入れた途端、うまくいかなくなる
通知そのものは全員に届いています。それでも手がつかないのは、宛先が誰なのか決まっていないからです。実際に、こんな相談を受けたことがあります。
LINEで会話しながら、上司は「タスク化して依頼した」と思っているが、部下はそう思っていない。メンションを付けて依頼したのに、会話が流れるうちに登録されないままになる。かといって、別のタスク管理ツールに登録するのも面倒。
送った側にとっては依頼が終わった瞬間で、受けた側にとっては会話の一部。この食い違いが、「言った」「聞いていない」の出どころです。
足りなくなるのは「誰がやるか」と「やったか」
リマインくんが弱いわけではありません。リマインダーとタスク管理は、別のツールというだけです。
リマインダーの仕事は、決めた時刻に思い出させることです。だから通知は全員に届きます。一方、仕事で必要になるのは次の2つで、これはリマインダーの役目の外にあります。
- 誰がやるか(通知が全員に届くと、全員が「自分ではない」と思ってしまう)
- やったか(通知は届いた記録であって、完了の記録ではない)
まだ出していない人だけをどう特定するかは、グループに頼むと、誰のタスクにもならないにまとめました。
見分け方:直近の1週間で、グループに流した通知を思い出してください。そのうち担当者の名前が書かれていたものがどれだけあるか。ゼロなら、通知はしたが依頼はしていない状態です。書く場所を作ったのに使われない場合はNotionのタスク管理が「メモ帳化」する理由も同じ根です。
対処:リマインくんのまま、明日からできる2つ
ツールを変えなくても、書き方を変えるだけで大きく減ります。
1. 通知の文面に、担当者の名前を入れる
「請求書の確認」ではなく「請求書の確認(田中さん)」。名前が1つ入るだけで、全員が自分ではないと思ってしまう状態がなくなります。あわせて、通知は締切当日ではなく前日の朝に置きます。締切当日に知らされても、その日に手が空いているとは限りません。どちらも、登録するときの一手間だけです。
2. 終わったら、その場で「終わりました」と返す約束にする
完了の記録は自動では残りません。人が一言返す運用にします。返事が無いものは終わっていない、と全員が分かる状態になれば、月曜に慌てる回数が減ります。
先に手をつけるなら1つめです。名前が書かれていない依頼は、誰も自分あてだと受け取りません。
それでも残るもの
ただ、2つとも人の心がけに依存します。忙しい日ほど名前は抜け、返事も返ってきません。
そこを代わりに追いかけるのが、私たちの秘書サービスです。 LINEのやり取りから「これ、お願いします」を拾って、タスクにします。担当者を決め、期限が近づけば本人に声をかけます。返事がなければもう一度催促し、受け取った記録も残ります。会話の場から出ないまま、担当と完了だけが残る形です(LINE以外のチャット、担当者ご本人への直接の連絡、時刻を指定した連絡は、上位のご契約でのご提供です。使える範囲はご契約と設定によって変わります)。
手でやるぶんには、上の2つは今日から始められます。まずは名前を書くところからで十分です。
よくある質問
Q. 個人の予定はリマインくん、仕事は別のもの、と分けるべきですか。
分ける必要はありません。同じLINEの中で、担当と完了が残るようにするのが現実的です。ツールを増やすほど、登録の手間で使われなくなります。
Q. グループの通知が多すぎて、みんな見なくなりました。
通知の数ではなく、宛先の問題です。全員宛ての通知が続くと、人は自分宛てだと思わなくなります。担当者名を入れる、または個別に送る形にすると戻ります。
まとめ
リマインくんは、覚えておくことにはとても強いツールです。話しかけるだけで登録でき、繰り返しもグループも扱えます。
日時が決まっているだけならLINEの標準機能で足りますし、繰り返しやグループならリマインくんが向いています。締切そのものの引き方はタスク管理が上手い人は何が違うのかに書きました。仕事で足りなくなるのは、誰がやるかとやったかの2つ。これはリマインダーの役目の外にあるので、書き方でおぎなうか、仕組みに任せるかのどちらかになります。
明日やること
書き方を変える
- 通知の文面に、担当者の名前を入れる
- 通知の時刻を、締切当日ではなく前日の朝にする
返事の約束をする
- 終わったら「終わりました」と一言返す運用にする
- 返事が無いものは終わっていない、と全員で確認する
まずは次の1件に、担当者の名前を書き足してください。
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